その中で今週は気になる記事がありました。
「毎月分配投資に落とし穴」ですが、100万円を年初に5年間投資したケースで投資先と分配金でのリターンの違いを示した図がありました。
日経2014年8月16日(土) Money&Investmentより
- 分配金0円 分配金50円 分配金100円
- 国内債 134 129 125
- 外国債 120 117 114
- 米低格付け債 139 134 128
- 国内株 146 141 -
- 外国株 147 140 133
- 国内REIT 129 126 123
分配金を出さない方が複利効果がアップするため効率がよいのは理解しています。
過去のデータから見ると分配金をもらっていた方が損失を限定する効果もあります。
私は分配型の投信も保有しています。
これは分配によって損失を限定できるのであれば、リスク分散にもなるのではないか!?
また、分配金がたくさん出る状態であればそのアセットクラスを自動解約してくれてるのと同じで分配金で他のアセットクラスを購入すればよい
と考えていたからです。
短期運用や残り運用期間が短い場合には分配金は有効な例はありますが、長期保有の場合は途中でリーマンショックのようなことがあっても保有を続けるため複利効果を少しでも高めた方が有利ということですね。
ずーと下向きな経済成長が続く場合には、(無分配より)有利ではありますが、そもそも金融資産が減少を続けこれから先リタイヤまでの30年間回復の見込みがないのであれば投資しない方がよいことになります。それは考えないわけですから、福利効果を高めた無分配がよいということになります。
今回の記事はなんとなくわかってるけど、よくわかっていないところの理解を進めてくれました。
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