ということで、〆(.. )ｶﾘｶﾘｯ!!
口座開設するときに調べていたけど、こうしてブログに書いておきます。
口座を開設するときに悩みました
初めて証券会社に口座を開設したときには悩みました。
特定口座と一般口座どっちを選べばよいのだろう。
証券会社の窓口で聞いてみても、
「初心者はとりあえず特定口座で開設することをお勧めします」
「後で変更も可能です」
ってことでした。
なんかモヤーッとしたままでしたので、調べてみました。
まずは各口座の説明を簡単に
一般口座
証券会社などで損益の通算をしません。
各個人で売買を把握し損益を計算する必要があります。
1回あたり30万以上の譲渡で証券会社から税務署に対して支払調書が提出されます。
（これ後でテストにでるよ）
特定口座
特定口座では証券会社で損益を計算してくれて、年末に年間取引報告書が作成されます。
特定口座では源泉徴収ありと源泉徴収なしが選択可能です。
特定口座（源泉徴収あり）
証券会社にて譲渡益がでた場合などに税金を源泉徴収してくれます。
そのため、確定申告もする必要がなくなります。
しかし、複数口座をもっている場合や損益通算など確定申告をした場合がメリットがあるときは個人の意思で確定申告をすることも可能です。
利益を上げても確定申告をしなければ扶養控除や配偶者控除の適用除外になるころはありません。
特定口座（源泉徴収なし）
証券会社にて譲渡益がでても源泉徴収をしません。
よって確定申告をする必要があります。
大きな利益を上げている場合は扶養控除の適用がされなくなる場合があります。
メリット・デメリットを考慮して個人的方針
一般口座
メリットなし！
証券会社が無料で作成してくれる年間取引報告書の作成を放棄することになります。
損益を細かくすべて自分で整理するのは大変です。
まったくメリットなしなのかというと1点だけありますが、お勧めはしません。
上述した
1回あたり30万以上の譲渡で証券会社から税務署に対して支払調書が提出されます。
です。
30万円以下の譲渡については税務署に対して通知されませんので、通算20万円以上の譲渡益がでていても税金を納めなくても税務署はすぐにはわかりません。
でも、証券会社はすべての売買を記録しているはずですし、税務署が調べる気になればすぐにばれてしまいますから。
数千数万の脱税を行ってもなんですし、そもそも脱税する気はありませんので、一般口座を選択するメリットはなしと考えます。
特定口座（源泉徴収あり）
一般的には一番楽で多くの方が選択しているのではないかと思います。
メリットあり！
特定口座ですから毎年証券会社で年間取引報告書を作成してくれます。
20万円以上の利益がでていても確定申告が必要ありません。
特定口座（源泉徴収あり）の口座での利益は扶養控除や配偶者控除の適用の有無を判定する際に配偶者や扶養者の所得金額に含めなくてよいということいなっています。
妻が株などで儲けていてる場合、特定口座（源泉徴収あり）であれば夫の税金に有利になりますね。
譲渡益と配当所得の損益通算も証券会社にて行ってくれます。
デメリットもあるよ！
譲渡される度に証券会社で徴収されます。
よって、利益がフル活用できないってことになります。
特定口座（源泉徴収なし）
特定口座ですから毎年証券会社で年間取引報告書を作成してくれます。
利益が出ている場合は必ず確定申告が必要になります。
メリットデメリットについては源泉徴収ありの場合の逆ですね。
確定申告をすることで扶養控除や配偶者控除の対象となってしまいますので、注意が必要です。
そして、源泉徴収されないので、利益については確定申告で行いますから納税するまで最長1年と3ヵ月は再投資することも可能です。
今は20%の税金がかかりますから、100万円の利益がでていると仮定すると、
源泉徴収ありでは80万円を再投資することができます。
源泉徴収なしでは100万円を再投資することができます。
利益が多ければ多いほどこの仕組みは有効活用ができそうです。
私の方針
確定申告はするとしても特定口座（源泉徴収なし）を選択することはやめました。
理由は別途記事にしたいと思いますが、その時その時の損益によって使い方はいろいろあるのですね。
年間取引報告書があれば確定申告は簡単でしたし、損益通算のためなどに確定申告は行います。
少しでも効率を上げるために頑張ってみようー
変更はその年の取引前までなら可能とのことなので、来年からですね。
個人的に思うメリット・デメリットについてです。
様々条件によって異なる場合もあるかもしれません。
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