2015年12月20日日曜日

プラチナの下落はいつまで続くのだろうか


プラチナの価格がどんどん落ちています。
ポートフォリオ上で膨れていた金・プラチナですが、売却タイミングを悩んでいるうちに比率がどんどん落ちてゆき、このままであれば少しナンピン買いをしたくなるような価格になってきました。


プラチナの価格推移

出典:田中貴金属HP

こちらのグラフは田中貴金属のホームページからもってきたものですが、赤線は日本での小売価格のため、為替の影響も受けています。

青線は海外での取引価格ですが、2011年から長期的に見てどんどん値を崩しています。
価格にして半値近くまで落ちていることになります。

円建てでも5,000円前後で金より高価でしたが、最近は金よりも安くなっています。


プラチナの価値

プラチナの生産量は金と比較しても大変すくなく、貴重な貴金属になります。
金が166,600トンの生産に対して、6,700トンと4%程度しか生産されていません。

プラチナは指輪を代表とする宝飾品としてのイメージが強いですが、工業的な使用用途も多くあります。
特に自動車のディーゼル車の排ガス清浄化触媒です。


プラチナの今後

ディーゼル車の排ガスと言えば、フォルクスワーゲンの排ガス不正が記憶に新しいですね。
このようなことからプラチナの用途が減ることが予測され、投機的に売られてきているものと考えられます。

果たしてこのようなことがこれかも続くでしょうか。
ディーゼル車はもう終わりなのでしょうか。
しかし、プラチナは化学用途でも使われていますし、宝飾品としては根強い人気があると思っています。

金より稀少性の高いにも関わらずいつまでも金よりも価格が低いはずはありません。
必ず上昇がくるはずです。
その時に今保有しているプラチナはポートフォリオの適正化を考えつつ売却したいと思います。
できることなら、今の価格の内にナンピン買いをしておきたいところですが、、、どうしたものでしょう。。



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