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先日の記事にて下記の宿題を自分に課してみました。
私のポートフォリオのダメなところ[2015/1/10の記事]
目標
たまには時間を作って、どの程度の分散投資になっているのか可能な限り調べてみます。
今の懸念が許容できる誤差の範囲なのか、思っている以上に分散になっていないのか。。
その結論をだしたのでまとめてみます。
まず投資信託をアセットクラス毎に分割してみる
投資信託をアセットクラスに分割の一部*1 |
投資信託の目論見書または月次レポートからそれぞれどこのアセットクラスに投資されているかを計算してみました。
一部を現金で保持している投資信託や投資先が"その他"とされており、どこに投資されているのか詳細を調べきれなかったものがありますが、そこは無視して主たるアセットに割り振りました。
エマージングとフロンティアも詳細にわければよいかと思ったのですが、比較元の分類と同等でなくては解り辛いので合わせてみました。
*1:今回の集計を行う際に時価評価額と%のところをエクセル関数の"sumproduct()"を使用しています。
=sumproduct($C$2:$C$20*D2:D20) のような式です。便利ですのでちらっと紹介。
*2:エマージングとフロンティアについてはiシェアーズETF[2014/12/19の記事]に世界地図付きでまとめています。
集計して比較
アセットクラスを単一に指定した場合と分割して集計した場合の比較 |
バランスファンドや海外株式を先進国株式と新興国株式に詳細に分割してみました。
新興国株式がもっと増えて先進国株式が減る予想を立てていたのですが、ほとんど変わらないという結論になりました。
世界全体で見た際の新興国株式市場は小さいものであり、グローバルに投資している投資信託でも殆どがアメリカやヨーロッパを中心とした先進国に投資しているため比率にしてみたらわずかなものであるとなりました。
結論
私のポートフォリオはそんなにダメでもなかった!
感想
一番気にしていた「三井住友・バンガード海外株式ファンド」の配分などポートフォリオへの影響は微々たるものでした。
なので、いままでどおり、先進国株式のアセットのみに割り振っていても大差ないとなります。
個人でポートフォリオを作成する際に細かな分散はそんなに大事ではなかったと考えます。
集計に時間がかかるが大きな変化はありませんでした。
もし、バランスファンドを複数所持しており投資金額が全体の割合に対して大きい場合はこのように細かい集計を行ってみるとよいかと思います。
考えていた以上に分散になっていなかったり、分散されすぎてリスクとリターンが崩れていたりするかもしれません。
実際に計算してみると当たり前だったなと思うところもありますが、各目論見書と月次レポートを分析してみるのはやはり勉強になりました。
たすくさん
返信削除ジンです。ブログ訪問に来ました〜。ホントに近い環境ですね!!早速ブログをブックマークさせて頂きました!
投資もされてるんですね〜。ポートフォリオも考えられてて素晴らしい!!共感できます。
今後ともよろしくお願いします。
ジン
>ジンさん
削除訪問ありがとうございます。
私もジンさんを見習ってブログを充実させていきます~