2015年5月12日火曜日

国内のインデックスの指数について


国内株式のインデックス投資型の投資信託でも対象としている指数はいくつかあります。

一般的な国内のインデックス指数は
  • TOPIX
  • 日経平均(日経255)
  • JPX日経インデックス400
などです。

各インデックスの特徴などをまとめてみましょう。
一体どれを選んだらよいのでしょうか。


TOPIX

TOPIXとは東京証券取引所一部上場の全1700銘柄の時価総額の動きを指数化したものです。時価総額は「株価×発行済株式数」で表され、1968年1月4日を基準の100として、その日の時価総額を指数で表します。



日経平均(日経255)

日経255はダウ式平均株価であり、東京証券取引所第一部に上場する約1700銘柄の株式のうち225銘柄を対象にして表されます。 日本経済新聞社がその銘柄を制定し、15秒毎(2010年以降)に指数を算出して公表しています。
ダウ式平均株価とは、株式分割に伴う権利落ち等を考慮した計算方法によって算出された株価指数です。 例えば株価1000円の銘柄が1:2の分割を行ったとします。 理論的には株数は2倍になりますが、株価は500円になります。 



JPX日経インデックス400

JPX日経インデックス400は、東京証券取引所の市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQなど各市場全体を対象とします。次のポイントから銘柄を選定します。 
(1)適格基準・市場流動性指標によるスクリーニング
(2)定量的な指標(3年平均ROE、3年累積営業利益、時価総額)によるスコアリング
(3)定性的な要素(独立した社外取締役の選任、IFRSの採用、決算情報の英文開示) 
スコアリングを経て選定した400銘柄からなる株式指数が決まります。 算出方法は、基準時を2013年8月30日(終値)に置き、その日の時価総額を10,000として、その後の時価総額を指数化したものとなります。



引用:graphはyahooファイナンス

あれ?

TOPIXと日経平均は10年間で比較してみると同じようなカーブを描いていますが、日経平均は2007年頃の高値を更新していますが、TOPIXはまだ2007年の水準に戻っていません。
なぜこのようになるのでしょうか。調べてみました。
これは日銀がETFなどで購入しているからだそうです。


日経平均(日経255)対象銘柄でなくJPX日経インデックス400に採用されている銘柄

気になる会社をいくつかピックアップしてみました。

  • カルビー(2229)
  • ヤクルト本社(2267)
  • 日清食品ホールディングス(2897)
  • ツムラ(4540)
  • 大正製薬ホールディングス(4581)
  • ナプテスコ(6268)
  • セガサミーホールディングス(6460)
  • セイコーエプソン(6724)
  • ダイハツ工業(7262)
  • バンダイナムコホールディングス(7832)
  • アシックス(7936)
  • ピジョン(7956)
  • ガンホー・オンライン・エンターテインメント(3765)
  • 日本オラクル(4716)
  • 大塚商会(4768)
  • エイベックス・グループ・ホールディングス(7860)
  • 第一興商(7458)
  • サンリオ(8136)
  • ローソン(2651)
  • エービーシー・マート(2670)
  • 日本マクドナルドホールディングス(2702)
  • マツモトキヨシホールディングス(3088)
  • ドンキホーテホールディングス(7532)
  • ファミリーマート(8028)
  • ニトリホールディングス(8943)
  • 王将フードサービス(9936)
  • レオパレス21(8848)
  • 楽天(4755)
  • 日本テレビホールディングス(9404)
沢山ありますね。
かなりの数が東証一部から選ばれているため、TOPIXに近い値になりそうな気もしますが、対象を広げる意味ではTOPIXとは別に保有してみてもよいかなと思っています。



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